<サプライチェーン・マネジメント(SCM)>

■ サプライチェーン・マネジメントとは
 サプライチェーン(SupplyChain)とは「資材・原材料などのサプライヤ→メーカ→物流(卸)→販売(小売)→消費者」という、一連のビジネスプロセスのつながり(連鎖)のことをいう。
 サプライチェーン・マネージメント(SCM:SupplyChainManegement)とは、このチェーン上の各プレイヤーが企業や組織の壁を越えて情報を共有することにより、それぞれのところで発生していた「無駄」を排除し、ビジネス・プロセスを効率化したうえでコストを最小限におさえながら、ビジネス・スピードを飛躍的に向上させ、顧客満足度を追求していく経営手法のことである。
 単なる部分的な効率化ではなく、ネットワークにより結ばれたサプライチェーンが情報を共有しあう事により、商品の流れを早くし、更にはそれにともなったお金の流れを早めた効率的な経営を行う事により、経営革新の実現を目指すものである。
 特に、製品サイクルが短く、過剰在庫が収益を大きく悪化させる危険性がある製品の分野で最も力を発揮すると言われている。

■ サプライチェーン・マネージメント導入のメリット

1)メーカーにとってのメリット

  • 効率的な生産計画が立てられる。
  • 余分な在庫コストが削減できる。
  • 計画的な発注が可能になり、原料仕入れコストが削減できる。

2)卸売業にとってのメリット

  • 適切な発注時期・発注量が把握できる。
  • 効率的な配送計画が立て易くなる。

3)小売業にとってのメリット

  • 欠品などによる販売機会の損失を削減できる。
  • 欠品対策として余分な在庫を保持する必要がなくなる。
  • 顧客満足度が向上し、売上が増大する。

4)消費者にとってのメリット

  • 品切れなどが減少し、欲しい商品がすぐに手に入り易くなる。
  • 商品が安価で入手できる。


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