<失業率>

■完全失業率
 日本において「失業率」というときは、通常、労働力調査(総務省統計局)による完全失業率を指す。

●完全失業者:
満15歳以上人口のうち、現在仕事がなく、求職活動をしていた者のうち、仕事があればすぐ就くことができるものを指す。
●労働力人口:
満15歳以上人口のうち就業者(収入を伴う仕事をした者や休業中の者)と完全失業者の合計を指す。

■労働力調査
 労働力調査とは、国民の就業及び不就業の状態を明らかにすることを目的として、昭和21年9月以降毎月実施されている調査である。具体的には、全国全世帯の中から、無作為に選定した約4万世帯に居住する満15歳以上の者約10万人に対して、毎月末日現在で、月末の1週間における就業・不就業の状態を調査するものである。この月末の1週間に1時間以上働いた人は、「就業者」ということになる。

<参考>
・労働力調査(総務庁 統計局 統計センター)

■自発的失業と非自発的失業
 失業は「自発的失業」と「非自発的失業」に分けられる。
●自発的失業者:
給料や勤務時間などでより条件の良い仕事を求め、「自分の都合」で離職した人のこと。
●非自発的失業者:
企業の倒産やリストラなど「勤め先の都合」で離職を余儀なくされ、新しい仕事を探している人のこと。

 これまでは、若い人を中心に自発的失業の方が多い傾向があったが、近年の景気低迷により、特に中高年層を中心に非自発的失業が増加している。

■非労働力人口
 無職で職を探していない人は、すべて非労働力人口に含まれる。主として、専業主婦や学生、職業をリタイアした高齢者がこれに該当する。例えば、パートタイマーとして働く主婦や、フリーターは就業者であるが、不況のために就職を諦めてしまった人は非労働力人口となる。


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