4月のテーマ<マーケティングとは何だろう>
第3回 グリーン・マーケティング

■ グリーン・マーケティングは1980年代後半より、地球環境の危機的状況に対応しマーケティングをどのようにすれば環境的により持続的な方向へ持っていけるか、という関心に応えて起こってきた新しいスタイルのマーケティングである。

■ この「グリーン」という言葉には、地球上の生命への関心、未来世代への関心、環境破壊に対するアンチテーゼ、地球規模で環境を保護しようとする願いなどが込められている。

■ そこで、グリーン・マーケティングは「顧客や社会の要求を、利益を得ると同時に持続可能な方法で確認し、予測し、満足させることに責任を持つマネジメントのプロセスである。」と定義される。

■ このプロセスは、内的要因を環境の要求に適合させるという従来のマーケティング・プロセスと同様であるが、それぞれの要因において環境への配慮がなされている点に違いがある。


【グリーン・マーケティングのプロセス】


■ 社会志向マーケティングも社会全体のニーズを考慮するが、グリーン・マーケティングでは以下のような点がより強調されている。

  • 長期的観点というより、むしろ将来無限に続くということ。
  • 自然環境により強く焦点を当てる。
  • 環境を社会にとって有用なものという程度をはるかに超えた高いレベルでの本質的な価値として取り扱う。
  • 特定の社会というよりは、地球的な問題として焦点を当てる。


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