5月のテーマ<マーケティング・リサーチ>
第1回 環境分析とマーケティング機会の評価

■ マーケティング環境は、企業のマーケティング部門を取り巻くさまざまな要因から構成されている。このマーケティング環境は絶えず変化しており、企業はこのような環境に適応するためにマーケティング機会の評価を行い、積極的にマーケティング活動を行っていかなければならない。

■ マーケティング環境は、マーケティング部門にとってコントロールが可能か否かという視点から、「マクロ環境」「タスク環境」「企業内環境」に分類される。

統制


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マクロ環境
企業を取り巻く人口動態的環境、政治環境、法律環境、経済環境、社会環境、技術環境、自然環境等を指し、企業の外部にあって最もコントロールの難しい環境である。
タスク環境
企業の外部にあるものの、マーケティング部門がある程度影響を与えることの出来る環境であり、供給業者、仲介業者、競合他社、顧客、利害関係集団などが含まれる。
企業内環境
企業内部における環境で、コントロールが可能な環境である。トップマネジメントによる経営方針、その企業の持つ企業文化、さらに、企業のもつ人材や技術やノウハウなどマーケティング機能に影響を与える企業内の全ての要因が含まれる。

 企業を取り巻く環境から、企業は自社にとっての市場機会の分析を行う。

■ 一般的には、マーケティングを取り巻く環境を、企業内部の環境である内部環境(企業内環境)と企業の外部にある外部環境(タスク環境とマクロ環境)に分けて分析・評価が行なわれる。

■ 外部環境に関しては、それがマーケティング活動を行うに当たって「機会」となるか「脅威」となるかが分析・評価され、内部環境に関してはそれがマーケティング活動を行うに当たって「強み」になるか「弱み」になるかが分析・評価される。ここで、留意しておきたいことは、外部環境の機会と自社経営資源の強みとがマッチした時、はじめてマーケティング機会となるということである。

 以上に示したように、企業を取り巻く環境から具体的に市場における機会や問題を特定し、明らかにする手法がマーケティング・リサーチである。次回からは、マーケティング・リサーチの具体的プロセス・方法を解説する。


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