2月のテーマ

<< キーワード:経営戦略とは何か >>



■ 経営戦略とは
企業が将来にわたって存続し成長し続けるためには、変化する環境に適合していかなければならない。この「長期的視点を持った環境の変化への適合行動」のことを経営戦略という。今日のような環境の変化が激しい状況においてはこの経営戦略がとりわけ重要視される。

■ 経営戦略策定ステップ
経営戦略は次のようなステップを踏んで策定される。

■ ドメイン
ドメインとは、企業の生存領域を示すものである。企業(全社)レベルの「企業ドメイン」、事業レベルの「事業ドメイン」、また戦略を強く表明する「戦略ドメイン」など、さまざまなレベルで使われている。
ドメインの確立(つまり定義)は、現在から将来にわたって、「自社の事業はいかにあるべきか」を決定することであり、経営戦略の重要中心テーマの1つとして認識されている。なぜならば、ドメインの定義は、企業の環境適応の長期的構図を描くことであり、経営戦略におけるさまざまな決定の基礎となるためである。

■ ドメインは、企業が事業活動を行う事業分野のリスト(事業ポートフォリオ)として示されることもあれば、全社的なコンセプトとして示され、CI(コーポレート・アイデンティティ)につなげられることもある。

【ドメインの例】
サントリー:「生活文化産業」
西武流通グループ:「市民産業」
ダイエー:「コングロマーチャント」
日本電気:「コンピュータ&コミュニケーション(C&C)」
東芝:「エネルギー&エレクトロニクス(E&E)」
IBM:「IBM means service.(IBM=問題解決サービス)」

■ 事業分野の栄枯盛衰の中で企業の長期的な存続のために、どのようなドメインを定義するかが、経営戦略の第1の構成要素である。