■ 掛取引(かけとりひき)で売上を計上した場合、この売掛金(うりかけきん)を必ず回収しないと、会社の資金は枯渇してしまいます。今回は、この売掛金を回収するための請求書の発行について見てみましょう。
(1)売掛金回収と請求書の発行
売掛金は、通常、相手取引先の支払条件に合わせて回収されます。たとえば、取引先が20日締の翌10日払いの会社であれば、20日付(20日までに届けるのが原則)の請求書までは、翌月の10日に支払われるということです。請求書を発行し忘れたからといって、あわてて21日に持参しても、その支払いは翌々月に持ち越されることになります。
(2)請求書発行の要領
請求書が複数枚にわたるときは、それらすべてを合計した請求合計票を添付するのが普通です。
■請求書発行のポイント
※会社によっては指定の請求書でなければ受け付けない場合もあるで、初めての取引では特に注意する必要があります。
(3)取引先台帳による管理
請求書を作成する上で最も大切なことは、記入ミスや請求もれがないようにすることです。そのためには、「得意先元帳」や「納品書」と照合するのはもちろんですが、「取引先台帳」を作成しておくと便利です。
取引先台帳とは、社名や所在地などのほか、支払条件や支払形態を取引先ごとに記入したもので、相手の締日(しめび)や支払日、支払方法(現金払いなのか、手形を使うのか等)支払いに関する情報がすぐにつかめるようにしておくものです。