(2/2)
2.契約社員の給与体系
給与形態としては様々であり、その金額についても正社員と比較して高い低いはケース・バイ・ケースです。一般には、正社員に比べると固定給よりも業績変動給的な要素が強くなります。また、年棒制を採用するケースも多く見られます。ただし、基本給、手当て、賞与、退職金といった人件費を節約する目的での契約社員制度となると、労働基準法の「同一労働・同一賃金」の原則から外れるため、注意が必要となります。
3.在宅勤務者と請負契約との比較
在宅勤務の契約社員の場合、SOHO事業者などに請負契約で仕事を依頼する場合と非常に似た形態となります。基本的に契約の内容が「請負」や「委託」の場合は、労働契約とは関係なく、自営業者への発注ということになります。
両者を比較すると下表のようになります。
| |
請負契約
(自営業者)
|
在宅勤務
(契約社員)
|
|
指揮命令権
|
なし
|
あり
|
|
労働時間や進捗の報告
|
なし
|
あり(会社で管理)
|
|
報酬
|
業務の内容、成果で算出
|
固定給
(最低でも生活保障レベル)
+時間給・業績給
|
|
社会保険・労働保険
|
自身の責任で加入
|
会社で加入
(労働時間にもよる)
|
|
経費(通信費・交通費)
|
請け負い金額に含まれる
|
会社で負担
|
|
備品(パソコン等)
|
自前
|
会社が貸与
|
|
|