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今月のテーマである外部人材の活用により考慮すべき管理業務とは意味合いが若干異なりますが、特に出向先企業にとっては、正規社員と違う人材の管理となるという意味で、出向社員の管理について取り上げます。
1.出向とは
労働者が出向元企業に在籍のまま、他の企業(出向先)に赴いて、その出向先企業の指揮命令のもとで、労務を提供する形態のことです。出向社員は、出向元と出向先の「二重の労働関係」に立つものです。出向の際は、使用者には労働者の承諾をとることが要求されますが、都度個別同意をとる必要はなく、労働協約上に出向規定を整備しておくといった包括的な同意で問題はありません。
出向とよく比較されるのが「転籍」です。転籍とは(「移籍型出向」とも呼ばれるが)、元の会社との労働契約を解約して退職し、新たに転籍先の会社と労働契約を締結してその会社の社員となるものです。この場合は雇用関係が1本になるので、管理上複雑なことは生じません。
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