(1/2)
一般的な製造業において、売上原価となるコスト(製造原価)とは、基本的に工場で発生するコストのことになる。そしてその中身はいくつかの要素に分類することができる。その分類の基準はコストの中身を分ける視点によって分かれる。
いずれにせよ、原価計算を体系的に行える、生産計画上の意思決定に役立つ、後から細かな分析が可能になる、といった面で原価の中身を分けて金額を捉えておく意味は大きい。
1.原価要素の形態的分類
原価の中身をその形態別に分け、「原価の三要素」と呼ばれるのが、材料費、労務費、経費の3つである。給料の支払い、モノやサービスの購買で発生する費用は最終的にはこのどれかにに分けられて原価を構成することになる。
材料費 |
主要材料費、買入れ部品費、補助材料費、工場消耗費、など |
労務費 |
賃金(工員の基本給・加給金)、給与(監督者、事務員、技術者の基本給・加給金)、賞与手当、福利厚生費、など |
経費 |
水道光熱費、修繕費、通信費、減価償却費、賃貸料、保険料、など |
|
|