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講師紹介 |

内田裕子(うちだゆうこ)
1991年玉川大学卒業後、大和證券にトレーダーとして入社しエクイティマーケットの第一線で現場を経験する。95年に同社の社内TV放送である「大和サテライト」のキャスターへ抜擢、それを機にCS番組の出演や企業のIR活動のコンサルティングなど活躍の場を広げる。2000年に財部誠一事務所へ移籍、財部氏が主宰の経済政策シンクタンク「ハーベイロードジャパン」で経済ジャーナリストとして活動中。
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friday@bizdo.jp
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■第14回 |
郵政民営化、得をするのは誰? |
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議論が続いています郵政民営化ですが、多くの反対意見を残したまま、9月7日(火)に行われた経済財政諮問会議で、政府全額出資の持ち株会社のもとに、4事業を分社化して07年に民営化するという基本方針が決まりました。
10日(金)の閣議決定は譲らないと、ひとり息巻く小泉首相ですが、なぜそんなに急がなければいけないのか、なぜ10日でなければいけないのか、誰も説明ができず、小泉首相の暴走を止められないという、不可解な状態になっています。
7日に決まった4分社の内容は以下の通りです。
(1)窓口ネットワーク
(2)郵便
(3)郵便貯金
(4)簡易保険
いずれも独立採算の子会社としてスタートすることになったのですが、それぞれの企業力はどの程度なのでしょうか。
(2)の郵便は公社移行後04年3月期に450億円の経常黒字をなんとか出しましたが、それまでは簡保とともに郵貯の収益を頼りに、同一店舗内での相乗効果で成り立ってきたサービスで、現在、(1)(2)(4)が長期的に見て自立できるかどうかの目途はたっていません。そんなお膳立てのないうちに解体を決定してしまうということは、スタートからつまづく可能性を黙認しているということで、この改革が「結局は郵貯つぶし」だと陰口をたたかれてもしかたがない内容になっています。
そもそも(1)の「窓口ネットワーク」ってなんだ?と、思いませんか。
いずれは、コンビニ(やっぱり仲良しのローソンでしょうか?)と一緒になって小売りをやったり、旅行、チケット、介護業務なども解禁される予定だそうですが、とりあえず、郵貯や簡保で預かったお金の運用以外の仕事、例えば、郵便局自体の維持、管理、運営であったり、切手売ったり、荷物の受け渡しがあったりと、そんなことが事業内容になるのでしょう。ちなみにドイツポストは民営化後、店頭で文房具を販売しています。しかし、例えば80円の切手を懸命に1万枚売っても、売上は80万円ぽっちです。そんな民間企業は見たことも聞いたことないですし、とても成り立つとは思えません。
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