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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

1991年玉川大学卒業後、大和證券にトレーダーとして入社しエクイティマーケットの第一線で現場を経験する。95年に同社の社内TV放送である「大和サテライト」のキャスターへ抜擢、それを機にCS番組の出演や企業のIR活動のコンサルティングなど活躍の場を広げる。2000年に財部誠一事務所へ移籍、財部氏が主宰の経済政策シンクタンク「ハーベイロードジャパン」で経済ジャーナリストとして活動中。

【質問はこちらまで】
friday@bizdo.jp


 
 ■第24回
 銀行で株が買えるようになりましたが…
 
 

 まあ、何が言いたいのかというと、参加者全員を満足させるのが不可能なくらい、知識と経験はひとそれぞれで、間違った理解もされていたりして、マネーの知識に疎い日本人には、もう少し株式投資の勉強が必要だということです。資産運用はあくまでも自己責任です。自分でリスクを考えていくしかありません。そのためには勉強は必要ですし、ちゃんとした教育の機会や金融商品の説明は金融機関の義務でしょう。預貯金をマーケットに誘導するんだというのもわからなくもないのですし、国際競争に勝っていく、強い総合銀行をつくるということも需要なことではあります。

 しかし、そのために国民の資産を食い物にしていいはずありません。 銀行の窓口に出て、株や債券を勧める人はしっかりとした知識と経験とホスピタリティーを兼ね備えた人に勤めてもらわなければ困ります。

 現に、うちにはまだできないと、株式の販売におよび腰の地銀もたくさんあります。これまで元本保証の金融商品しか扱ってこなかった銀行員がすぐさま、リスクがある株式を売れるはずないのです。その程度と思っていたほうがいいでしょう。

 だから私たちは、銀行なら株も買いやすい、郵便局なら投資信託も安心だ、などという間違った認識を持たないようにしなければなりません。株は株の、債券は債券の、投信は投信のリスクは必ずあり、それはどこで買っても全く変わりがありません。

 業界の都合で改革に巻き込まれないように、金融商品の知識を持ちましょう。そうすれば、今回の流れは金融のワンストップショップとして、銀行の利便性が高まっていくという話でもありますので、前向きに捉えていけばいいでしょう。

 

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