『成功は運、失敗は実力』
起業のための勉強として「成功した人の話を聞く」といったことは多い。それはそれで意味はある。しかし、だからと言って、若手起業人として著名なホリエモンこと堀江氏の話しを聞いて、その真似をしたからといって堀江氏のようになれるとは限らない。むしろ、なれないケースが大半だろう。
成功は実力に加えて運といった面もあることは否定できない。運というものはその個人に固有のものであり考え方や形を真似したからといって、つくというものではない。それが証拠に「黄色のモノを東の方角に置いておいたら」全ての人が金持ちになるということはあり得ない。
自らの運、すなわち成功を信じることは決して悪いことではないが、運というものは計算することは難しく不可解が伴うものであり、運が頼みというのでは成功は覚束ない。反面、失敗は実力の不足に起因している場合が殆どである。だから、運は計算できないが、失敗は計算できることが多いのである。
要するに成功は運、失敗は実力と言う所以である。
成功するから継続するのでは無く、継続するから成功のチャンスに出会う。
誰しもが起業そして成功を夢見る。そして、「成功することによって事業は継続でき成長を手にすることが出来るだろう」と考えている。しかし、先にも言ったように成功は運に負うところが少なからずあるのだ。結局、成功することを前提に事業が計画されると運を頼りにした多分に不安定な経営体質になってしまう恐れがあるのである。
そうしてみると、起業は成功するから続くのでは無く「続けることによって成功のチャンスに出会う」のであり、チャンス(運)との出会いにより飛躍的に発展すると思った方が合理的であろう。
要するに運というものは巡ってくるのであり、その運が巡って来た時に「事業を続けていることで運に乗り成功をモノにすることになる」と考えたい。
要するに、成功するビジネスモデルではなく、事業として続けることの出来る失敗しないビジネスモデルの構築と事業計画が成功を約束するのである。