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講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 
 ■第4回
 『新旧交代が始まりつつある』
 
 

(3/3)

 ところで、新旧では何が違うのかといえば「商品・製品」に新味があるか、新たな「売り方」を持っているということが中心になる。 しかるに、現状の新規起業者の多くは「商品・製品又はサービス」の新規性と「新たな売り方」といった旧タイプの企業と差別化を意図していない場合が多いことが前の調査結果からも読み取れる。
 このことが、既存の旧型ビジネスと不用意もしくは無用の競合を発生させ、多くの場合は新規事業者が敗退している。


 ヒロシのサクセスワード
  「旧ビジネスモデルを真似しても勝ち目は限りなくゼロに近いのである」

 しかるに、現状の起業セミナーや企業ノウハウ本の多くの内容は、法的手続きすなわち会社のつくり方や、事業計画書のつくり方が中心となっている。こうした現状が新規起業者における「目的」と「手段」の混同を招き、事業敗退の原因を形成してしまっている。

 会社の設立は目的ではなく手段である。目的は新規事業を通じてプロフィット(利得)を得ることにある。にも関わらず新規起業者の多くが会社設立に、資金とエネルギーそして時間を費やしている。実に馬鹿げた話になっている。
 その結果、会社は出来たが売上が上がらず、金(会社であるが故の経費)ばかりが出て行きやがて蹉跌を生じあえ無く敗退ということになる。


 ヒロシのサクセスワード
  「儲かってから会社にしても充分に間に合う」

 新規起業において最も大切なことは「新商品・新製品・新サービス・新販路・新たな売り方」といった既存の旧ビジネスとは違うビジネスシーズである。そのシーズ開発を優先し創造することこそが、新規起業者である貴方を勝ち組にしてくれる。そして新旧交代期の今は、新ビジネスモデルが旧ビジネスモデルのマーケットを確実に侵食し最後に平らげることになる。いわゆるファーストイートスローの実現である。
 次回ではそうしたファーストイートスローの生起した様を検証することから新規起業者の勝てるポイントを具体的に紹介していきたい。

 

 

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