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講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 
 ■第6回
 『イノベーションが勝ち組の条件』
 
 

(2/3)

『成功するイノベーションは「不易流行」』

 ここでいうイノベーション(革新)とは新たな「商品・サービス・売り方」を創造することだと理解していただきたい。とは言うものの、市場、即ち人(市場は人のニーズにより構成されているので市場即ち人)というものは意外に保守的な面が強く、全く新しいモノは市場への浸透に時間がかかるのも事実である。

 マーケットのニーズと言うものは保守的でありながら新しい「商品・サービス・売り方」を求めているということになる。要するに「不易流行」である。易とは「変化する」の意味であり、「不易」は変化しないということになる。一方、流行とは「流行り廃り」をいっており、移り変わることをいっている。
 市場を構成している人というものは不易な面がありながら、流行には敏感に反応するという矛盾を併せ持っているのである。

 例えば、着るモノで言えば人は原始時代には動物の毛皮を衣服として用いた。そして、今も最高の衣料素材としての毛皮がある。しかし、原始時代の毛皮と現在の毛皮は、それらのデザインや作り方は随分と変化している。デザインや作り方は変わっても綿、麻、絹、ウール、レザー(皮)といった古くからある天然素材がやはり依然として人気があるのも、不易流行を裏付けているのではなかろうか。

 新規起業における差別化要素として、「新製品・新サービス・新販路」を工夫する場合にこの「不易流行」を意識することが、早期かつ低コストの成功の鍵となる。

 

 

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