詳細


ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が130以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について

ビジネス道場メールマガジンは月水金の週3回発行予定です。

登録   解除





ちず丸へGO!






 

 




 
講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 
 ■第7回
 『イノベーションが勝ち組の条件・2』
 
 

(1/3)

 何故「イノベーション(変革)」が勝ち組に入る条件なのかといえば、同質化した状況の中では大きい者が絶対的に有利であり、新規開業者である貴方より大きな既存の事業者を真似ることは必敗の要因となってしまうことは前にも述べた。

 くどいようだが、「同質化」が新規開業者の敗退要因で最も大きいと思われるから、何度かにわたって述べておきたい。

 要するに資金や経営経験の不足に関する問題は他をもって補うことが出来るが、ビジネスモデル自体にある問題は他をもって補うことはできないからである。

 他との優位性が明確で、目標とするマーケットからのニーズに的確に応えており、かつ一定の市場規模を有していれば、資金調達は容易であり、その資金を元に経営経験の豊富な人材を得ることも可能であろう。にも関わらず、多くの場合、自らのビジネスモデルの優位性に対しては無頓着であることが少なくない。

 最初に「ビジネスモデル」ありきなのである。そしてその「ビジネスモデル」はオリジナルであり、他との明確な優位性を有していることが肝心なのである。

 例えば、貴方が一定の大きさしかない湖で漁をして生計を立てている新米の漁師だったとしよう。湖には魚が沢山おり、それが増えている状態だったとしたら、ベテランで沢山の魚を獲る漁師の真似をすることで、試行錯誤することなく効率良く魚を手に入れることができる。

 高度の経済成長の中ではオリジナルを開発するより成功したモデルを真似する方が効率的であり、そうしたやり方が染み付いてしまい、抜き差しならなくなったのが日本の中小企業の実情である。
 しかし高度成長が終わりを告げ、バブル景気が崩壊して久しい今となっては、オリジナリティーを見出せず差別化がかなわないことは企業にとって致命的なことなのである。

 前の例に戻る。湖の魚は増えなくなり減少に転じた中で、船の規模も漁の経験も豊富な漁師が自らの生計を維持するため全力を挙げて魚を獲りつくした後に、新米漁師がそのベテラン漁師とそっくり同じ方法で同じように魚がとれる公算は極めて低い。 ゼロサム化しつつある消費構造のなかで、同質化が如何に危険かをご理解いただきたい。

 

 

 次のページへ

 


掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2006 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.