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講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 
 ■第10回
 『公的支援のかつてない充実・2』
 
 

(2/2)

『公庫の新規起業者を対象にした融資制度』
これから事業を始めようとする方が利用できる主な制度は次の通り。

融資制度
融資額
返済期間 (うち据え置き期間)
新規開業資金
(新企業育成貸付)
7,200万円以内
(うち運転資金は4,800万円以内)
設備資金15年以内(3年以内)
運転資金5年以内
 特に必要な場合は7年以内(1年以内)
次のいずれかの条件に該当する人が利用できる。
(1)現在勤めている企業と同じ業種の事業を始められる人で、次のいずれかに該当する人。
現在勤めている企業に継続して6年以上勤めている人。
現在勤めている企業と同じ業種に通算して6年以上勤めている人。
(2)大学等で取得した技能等と密接に関連した職種に継続して2年以上勤めている人で、その職種と密接に関連した業種の事業を始められる人。
(3)技術やサービス等に工夫を加えたようなニーズに対応する事業を始められる人。
(4)雇用の創出を伴う事業を始められる人。
(5)(1)〜(4)のいずれかの条件を満たして事業を始められた人で、開業後おおむね5年以内の人。
女性・若者・シニア
起業家資金
(新企業育成貸付)
7,200万円以内
(うち運転資金は4,800万円以内)
設備資金15年以内(2年以内)
運転資金5年以内
 特に必要な場合は7年以内(1年以内)
女性又は30歳未満か55歳以上の人であって、新たに事業を始められる人又は新規開業しておおむね5年以内の人が利用できます。
国の事業ローン
(普通貸付)
4,800万円以内
設備資金10年以内(2年以内)
運転資金5年以内
 特に必要な場合は7年以内(1年以内)
ほとんど業種の人がご利用できるが「金融業、投機的事業、一部の遊興娯楽業」などの業種の人は利用できない。
食品貸付
7,200万円以内
設備資金13年以内(2年以内)
新規開業支援設備資金に該当する場合15年以内(3年以内)
次の業種の人が利用できる。
・青果・魚介類・米穀・酒類・乳類・茶・パン・菓子・料理品・総合食料品・花きの小売業・食品の製造小売業
生活衛生貸付
一般貸付
設備資金7,200万円以内〜4億円以内
13年以内(1年以内)

独立開業に該当する場合 15年以内(1年以内)

振興事業貸付
設備資金1億5000万円以内〜7億2000万円以内

運転資金5,700万円以内

設備資金18年以内(2年以内)

5年以内
 特に必要な場合は7年以内(1年以内)

次の業種の人が利用できる。
・飲食店営業、喫茶店営業、食肉・食鶏肉販売業・氷雪販売業・理容業・美容業・旅館業 興行場営業・浴場業・クリーニング業

融資額は業種により異なる。
(例:振興事業貸付(設備資金)の旅館業7億2000万円以内など)
【1】 現在勤めている企業と同じ業種の事業を始められる人で、次のいずれかに該当する人は独立開業に該当し、設備資金の全額が対象になります。
 ア.現在勤めている企業に継続して6年以上勤めている人
 イ.現在勤めている企業と同じ業種に通算して6年以上勤めている人。

【2】 上記以外で新規開業される人は、開業時に必要な設備資金総額の1/2までが融資対象となる。ただし、各都道府県生活衛生営業指導センターで一定の手続きを経た人は、設備資金全額が対象となる。

新創業融資制度
750万円以内
設備資金7年以内(6ヶ月以内)
運転資金5年以内(6ヶ月以内)
新規開業融資の各制度を無担保・無保証人で利用する場合の取り扱い。
  1. 新たに開業される人、又は開業して税務申告を2期終えておられない人で、雇用の創出を伴う事業や技術やサービス等に独自性を加味することにより多様なニーズに対応する事業を営む人などが利用できる。
  2. 税務申告を終えていない場合は、開業資金の2分の1以上の自己資金を確認できることが必要となる。
  3. 通常適用される利率に一定の利率が上乗せされる。

■新創業融資制度以外の各融資制度をご利用いただく場合には、原則として保証人、担保(不動産、有価証券等)などが必要になる。

以上のように充実した融資内容となっている。自分の立ち上げる事業に相応しい融資制度を探すようにしたい。
 公庫融資利用にあたっては近くの効果支店の窓口で相談するのが良い。
 ホームページでは電子メールによるご相談も受け付けており、便利だ。



次回はこうした公庫融資受けるための関係書類作成について触れる。

 

 

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