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【その2・店舗・事務所の取得コストは底にある、そしてこれから上昇機運】
安く手にする、それが新規起業成功のポイント。
「人の行く裏に道あり花の山」。株式相場の格言である。花見をしようというとき、皆が行く桜の名所に出かけても所詮は人の後ろから花を見ることになり、他人の背中ばかりを見ることになる。満足な花見にはなりにくく、そこで、皆の行く後を追うのではなく、その名所の裏手の山にでも行ってみたらどうだろう。案外にひっそりと桜が咲いており、思う存分に桜を楽しめることもある。といったような意味である。
要するに人と同じことをしているだけでは儲からないということであり、株取引の場合も人が売っている時、すなわち株価が下がっている時(安くなっている時)には“買い”であり、人が買い始めて値が上がった時(高くなった時)が“売り”だということである。そうすれば儲かる。
「安く買って、高くなったら売る」という、この当たり前のことが出来ず、大半の人は人が買っているとつられて買い、人が売りに入ると誘われるように売りに転じて、損をしてしまうのである。
開業の最大のコストである「店舗や事務所」といった不動産や設備に関する投資も同様で、安い時に入手することが新規起業を成功させる大きなポイントになる。
右図を見てもらえば分かるように土地の価格は一定では無い。そして地価が店舗や事務所の賃料にも大きく影響する。
バブル期には商業地はあれよあれよと言う間に3倍を超えてしまった。そしてバブル崩壊と同時に5分の1まで下がったのである。
バブル期の頂点に店を借り、バブルの崩壊期に商売を続けるのは辛い。だから、バブル期に立ち上がった企業の多くが敗退の憂き目を見たのである。
例えば、バブル期に1坪当たり3万円で借りた店とバブル崩壊後に坪たり1万円で借りた店では家賃コスト面では3倍の差がついてしまう。
さて現況を見れば、日本経済はいよいよバブル後遺症から脱し、好景気に入ろうとしているようである。要するに、不動産価値が下降から上昇に転じようとしている矢先にあるといっても良い。現実に都内周辺では不動産価格が上昇しており、いよいよ、デフレからインフレに転じつつあるのである。
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