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講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 

 ■第21回

  起業の実態「失敗から学ぶ成功のポイント」
 
 

(1/2)

【 FC加盟で失敗 】

 起業に踏み切ったきっかけは、

「会社の方針や仕事内容に不満」14.4%

「会社の将来性が不安」10.9%

「会社の倒産やリストラ」9.2%

という調査結果であり、これら会社への事情が合計で三分の一以上を占めている。これは、「その他」36.9%を除くと、最大の要因に挙げられる。

(※国民生活金融公庫総合研究所「2002年度新規開業実態調査」から)

 こうした数値を見ると、明確で自立した「起業意識」を持って開業に踏み切るのではなく、他動的な要因で起業を余儀なくされたといったケースが少なくないことが分かる。

 「どうも、このままではどうしようもないから、起業でもしてみるか」とか「仕事をしたいのに、仕事が無いのだから起業するしかない」といったことのようである。

 したい事(起業理由)もはっきりしないまま開業に踏み切る人には、自らの創意工夫での開業を考えることは少なく、FC加盟による起業を目指す人が多い傾向にある。

 FCとは日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の定義によれば、「フランチャイズとは、事業者(フランチャイザー)が他の事業者(フランチャイジー)との間に契約を結び、自己の商標、サービス・マーク、トレード・ネームその他の営業の象徴となる標識、および経営のノウハウを用いて、同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導および援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう」となる。

 簡単に言ってしまえば「フランチャイザーのビジネスノウハウと支援」を買うことにより、誰でもが比較的簡単に事業化すなわち起業できるシステムということになる。

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