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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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 ■第3回
 なぜ原油高でも日本は大丈夫なのか その3
 
 

(3/3)

「どうしても原発というと恐ろしげなイメージがあるのですが、子供の頃に起きた、チェルノブイリ原発事故の印象が強烈に残っているんですよね」
そういうと、東電の広報の方は笑いながら答えてくれました。
「ああいう事故はもうありえません。原子炉、技術やオペレーションが今ではまったく違いますし、安全に対するシステムが何段階もあって、万が一異常があっても放射線物質を原子炉の中に閉じ込めるしくみになっているので、外に放射性物質が出るということは考えにくいのです」

 毎日約3000人もの関係者が働いているという事実を見るだけでも安全性の高さは把握できますし、実際、ここへ来て施設内を見学し、原子炉が半地下で、5つの壁の説明を受けると、たしかに堅牢さを実感できます。見ればわかるけれど、原子力発電に対してはまだまだ疑問をもっている人が多いのだと思います。いくら技術が進化しているとはいえ、核燃料を扱うことには変わりなく、核分裂をおこすウラン235と、おこさないウラン238の比率が違うというだけで、原子力発電も原子爆弾もウランの核分裂によるエネルギーを利用するという点では同じ。人類がつくった施設の中でもっとも危険、且つ安全が重視されるべきなのが原子力発電所だということに変わりはありません。

 実際に見て安全を確かめたい、そんな思いを持ちながら、第六号機の原子炉、タービンに向かいました。

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