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「この感動はいったいなんだろう」
ただこの答えが欲しくて、私は大学で演劇を学ぶことに決めたのです。この日の劇団四季との出会いは私の人生を変えることになりました。
それからは私にとって、劇団四季は特別な存在となり、自分の原点としていつでも意識するものになるのです。その後、キャッツ、ウエストサイドストーリー、ジーザス・クライスト・スーパースター、オペラ座の怪人、エビータと、ひととおり劇団四季のミュージカルは楽しみましたが、あくまでも、客席から眺めるいちファンとしての関わりだけ、だったのです。
ちなみに、そのようにして入学した大学の授業はかなり楽しく、ほとんど休みませんでした。内容は、芸術学、戯曲研究、演劇史、舞踊論などの座学と、日舞、洋舞、声楽、身体表現などの実技と半々。年に一回、1年生から4年生を含んで、作品を一から作り上げて上演するという演劇学演習という授業もあり、総合的に和洋の演劇を学ぶ事ができました。
時が過ぎ、私は大学を卒業し、仲間で演劇活動を続けながらも、証券会社に就職しました。なにか物足りず、今度は経済という世界に何かを見つけようとしていました。証券会社でどんな仕事をしてきて今に至ったのかは、また別の機会にお話をするとしますが、演劇を学んだ経験から、証券会社では社内TV放送のキャスターの仕事をいただき、その経済情報を発信するという仕事の延長で、師匠・財部誠一に出会い、現在の経済ジャーナリストとしての仕事をすることになったのです。そして、ぐるりとまわって、今回、劇団四季の取材を私がすることになりました。
「劇団四季を四季株式会社として取材をしていったら、どんな姿が現れるのか」
そんな企画で今回の取材を担当することになり、思わぬところで、自分の経済ジャーナリストの仕事と、自分の原点の劇団四季と繋がったのです。師匠から初めてひとりでまかされた取材が、自分の原点である劇団四季でした。少し感激し、少し緊張し、少し感慨深いのでした。
その取材レポートを次回から2回にわけてお届けしたいと思います。
横浜市あざみ野にある、新しい劇団四季の稽古場の取材、四季の人気俳優、石丸幹二さんの密着取材、そしてあの浅利慶太氏にインタビューをすることができました。
劇団四季もすごいけど、四季株式会社も予想以上にすごかった!お楽しみに。
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