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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第14回

投資の日イベントレポート その3:日本人の個人投資家像は見えたか?

 
 

(2/3)

 細野氏の講演は、とにかく割安な株を見つけるには、どうしたらいいかという提案だった。「いい銘柄を、安く買う」と言うのは、株式投資の基本中の基本だが、そうは言ってもこれが簡単ではない。実際、株式を売買している人にはよくわかると思うが、その銘柄の株価をただじーっと見ていても、その銘柄が「割安」なのか、どうかはわからない。では、なにを基準に割安と判断するのか、そういった見方を細野氏は教えていた。

 注目すべき点は、配当性向、1株あたり利益、PBR、自社株買い。
まず、配当性向は高ければ、高いほど良いと説明。配当性向とは、当期利益(当期純利益)のうち配当金としてどのくらい支払われているのはどれくらいの割合かをあらわしたもの。
 配当性向が低いことは、利益処分に余裕があることを示し、内部留保率が高いことを意味する。反対に配当性向が高ければ、株主に利益が還元されているということだ。しかし、配当性向が高ければいいのか、というとそればかりではなく、身の丈にあった配当をだすことが大事で、大して利益がでていないのに、配当性向が高いのはいかがなものか、という見方を説明していた。そこで注目するのは一株当たり利益。
例えば、株価が2200円の銘柄が、一株当たり利益47円、配当50円なら、配当性向は100%を超える。すると配当利回りは2200円に対して、50円なので、2.27%となる。

 一方、株価630円の銘柄の一株当たり利益が108円、配当は8円なら、配当性向は8%とかなり低い。配当利回りも1.8%だ。しかし、この会社の配当性向が30%に上がれば、配当は約32円になる。と考えると配当利回りは、約5%にまでアップする。配当をあげていくという経営方針を打ち出している会社が多いなってきた昨今、そういう可能性がある会社を見つけて、投資していくことが、利益を得ていくコツであると解説してくれた。

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