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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第16回 個人投資家幸せ計画 その1:マーケットは社会の縮図  
 

(4/4)

「幸せをつかむ長期投資」というテーマだったが、自社運用、投信に自信があるだけに、講師の仲木氏はとても嬉しそうに、堂々と長期投資の考え方を説明してくれた。
その中で、やってはいけない事として真っ先にあげたのが、勉強。数字で見て、割高か、割安か、なんて考えるのはダメだと仲木氏は言い切る。
1年、2年程度のスパンの株価ならPERなどの投資指標や業績を見て、読めるかもしれない。でも長期投資は違う。5年、10年、若い人から見たら15年から30年が長期投資だ。目先の数字だけではそんな先まではわかるわけがないという。
確かにそのとおりだ。

 では、なにを基準に企業を評価したらいいのかというと、感性、だという。自分が応援したいと思う企業を感性で選ぶべきだという。自分が理想とする社会を作ろうと努力している会社、この会社がなくなったら困るな、と思うような企業に投資をする、これが大鉄則です。と仲木氏は話す。
 そういった企業を見つけてもすぐに買ってはいけない。年に数回おこる暴落のタイミングまで我慢して、そこでどさっと買う。しばらく持つ、下がったら買う、上がったら少し売る、またしばらく持つ、このようにリズムよくやるのが重要だという。

 しかし、そういうことをやる自信がない人は、どうしたらいいのか。そこで投信の出番だ。運用哲学が自分と近い投資信託を購入すれば良いという。しかし、投資信託も星の数ほどある。いちいち目論見書読んでもいられないし、ホームページには聞こえが良いことしか書いていないかも知れない。どうしたらいいファンドに出会えるのか。
「気になるファンドがあれば、直接電話して問いあわせて見てください。運用方針や会社選びの基準など聞けばいいんです。ちゃんと答えてくれなかったら、やめればいいんです」(仲木さん)

 感性で選ぶ、といっても、それだけで成功すると思えない。よい会社、というのはさわかみファンドでは、どういう基準なのか。知りたくなった。そうか、直接聞けばいいのか。と、さわかみファンドに出かけてみることにした。(つづく)

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