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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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■第17回
個人投資家幸せ計画 その2:さわかみファンドという存在
 
 

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 さわかみ投信株式会社(通称:さわかみファンド)に行ってきた。
「サラリーマン家庭の財産づくりを長期運用でお手伝いする」
という方針を掲げているさわかみファンド。バイ・アンド・ホールド型の長期投資で、その運用の期間は30年、50年と長い長いスパンだ。これだけ聞いても、特にめずらしいものではないとお感じだろうが、そうではない。ここは特別なファンドなのだ。その運用方針を詳しく知りたかったので、出かけていった。

 澤上篤人氏は1947年生まれの59歳。73年ジュネーブ大学付属国際問題研究所・国際経済学修士課程。スイス・キャピタル・インターナショナル社を経て、86年にピクテ・ジャパンの代表取締役社長、96年にさわかみ投資顧問を設立、99年さわかみ投信株式会社に名前を変更、日本で初めて独立系ファンドの運用を始めた。営業なし、口コミのみで、現在残高は2000億円に成長。国内最大規模を誇っている。プライベートバンクの本家本元であるスイスで運用のキャリアを重ねたというその肩書きに、お硬くクールなイメージを持ってしまうが、実際に澤上氏にお目にかかってみると、優しい表情の紳士で、明るく、暖かく、まっすぐな方であった。

 以前から、澤上氏が投資を通じて理想の社会をつくるのだ、と言っているのは知っていた。長期投資を基本に運用しているのも知っていた。しかし、本当の意味での長期投資というのはいったいどういうものなのかはまったくわからなかった。ただ株を長く持っているだけではリターンは生まれない。それはわかる。ならば、いったいどういう考え方で、どういう運用をしたら、安定した運用が実現できて、これだけ個人投資家の支持を集める事ができるのか、それが知りたかった。

 

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写真撮影/内田裕子

 



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