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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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■第23回
一年を振り返って
 
 

(1/5)

 オーストラリアから帰国した。
 今回、日本企業のオーストラリアの炭鉱を取材したのだが、その大きさは物凄かった。
総面積が東京23区の2倍もある巨大な炭鉱だが、そこで2億8000万年という途方もない年月をかけてできた炭層を、採掘のために深く掘られた地層の中に見た。
  2億8000万年前の地球というのは石炭紀と呼ばれる時代。リンボクなどのシダ植物が地球上を覆い、両生類が出現した頃だ。高さが30メートルにも達したと言われている巨大なリンボクが、長い歳月をかけて水中に堆積し、地殻変動や地圧、マグマの熱で押し固められてできたのが石炭、というわけだ。ちなみに、石炭が植物でできているのに対して、石油は動物プランクトンの死骸が沈殿してできたものだ(最近、石油は地球のマグマが炭化水素に圧力をかけて生成したものだ、という無機起源説というのが出てきたらしいが)。
「この炭鉱はこれまで35年掘ってきました。年間5000万トンのペースですが、これから40年掘っても大丈夫でしょう。今はコストが合わないので深く掘り下げられませんが、40年後には技術も進化しているでしょうから、さらに10年、20年と掘れることになるのではないでしょうか」(某社炭鉱責任者)

写真撮影/内田裕子

 

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