|
(4/5)
ロシアの景気のよさはわかりやすかった。インド人はお金を貯めるのが好きであまり使わない、とインド人のコーディネーターは教えてくれたが、対照的にロシア人はお金を使うのが大好きだ。実際、取材に同行してくれたロシア人コーディネーターはあちこちでお金を使って見せてくれていた。したがって、ロシアの新しいスーパーマーケットはまるでテーマパークのような混雑だった。しかし、サハリン2のトラブルもしかり、リトビネンコ氏の毒殺事件しかり、政治的に信頼感に欠ける国がロシアだ。やはりロシアはリスクが見えにくい国だと感じた。
ハワイでは三好池という錦鯉の生産業者の取材だ。地震で壊滅的になった新潟・小千谷市の鯉の産業をなんとか復活させようと、アメリカにマーケットを求めてハワイに拠点をつくった。ハワイは温暖で水もきれい、鯉もぐんぐん大きくなるそうで、育てるには大変適した環境であるということだ。鯉が小さいうちに大量に新潟から出荷し、ハワイで急速に大きく育てて、そこから米国本土に輸送するというビジネスモデルだが、ハワイの赤土の上につくられたいくつもの巨大な錦鯉の池を見たときには感動的で、社長の御神さんの覚悟、錦鯉生産のプライド、地域への強い思いに脱帽した。ハワイ政府もウエルカムで、パイナップルに次ぐ産業に育てたいと期待している。錦鯉のビジネスが成功するように祈りたい。
1・2・3・4・5
バックナンバーへ
|