|
(2/5)
10人のパネルディスカッションというのは筆者がこれまで見てきたセミナーの中では最多の人数だ。それでなくてもパネルディスカッションというのは、パネラー3人くらいが好き勝手なことをしゃべり、最後に、モデレーターが怪しげなまとめをして、終わり。観客は、で、なんだったのだろうか、と腑に落ちないケースが多い。それが10人なんていったいどうなることやらと思ったが、これは杞憂であった。というのは、同じ理念を持ったメンバーが集まってディスカッションをやっても討論にはならないのだ。10人が同じ心もちを繰り返し語ることで、話が散らかることもなく、かえってこの集団が何をやりたいのか、何がいいたいのかよくわかるセミナーとなっていた。
パネラーは伊藤宏一氏 澤上篤人氏 村山甲三郎氏 真壁昭夫氏 菱川精記氏 渋澤健氏 平山賢一氏 速水禎氏 菅淑郎氏 岡本和久氏の10名。いずれも大手金融機関や自社ファンドで現在運用を行っているファンドマネージャー、または過去に運用を行っていた、というメンバー。相場の酸いも甘いも知り尽くしたプロ中のプロだ。しかしここでは皆、インベストライフ編集委員という肩書きで参加し、長期投資を推奨していく個人として存在し、語っている。それぞれが所属している、又は所属していた国内外金融の機関投資家としての仕事を通じて、ハッピーリタイアメントに備える資産形成には、やはり長期運用しかない、という考えに行き着いた仲間たちというわけだ。
1・2・3・4・5/6・7・8・9/10・11・12・13・14
バックナンバーへ
|