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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第26回 長期投資家セミナーレポート その3:長期投資は複利をみかたに  
 
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 セミナーは澤上篤人氏と藤沢久美氏の対談に移っていった。投資信託、といえば藤沢久美氏だ。ここ最近、活躍する女性が多く取り上げられるが、藤沢氏の実績は、女性起業家としてのセンスはもちろん、投資家保護という観点から見ても大変意義深いものだと思う。藤沢氏は大学卒業後、国内外の投資運用会社に勤務。その後、96年に日本初の投資信託評価会社アイフィスを立ち上げた。当時の日本で、投資信託という金融商品はまだ未成熟だった。小口の資金を集めて分散投資する、という理屈はわかっていても、運用ノウハウの蓄積がない。運用者も親会社の証券会社から移ってきた未経験者が多かった。したがって、運用方針などあってないようなもの。今ではありえないようなデタラメな運用がなされていた。そうなると当然、運用報告などの情報開示は消極的になる。ますます不透明になっていくという悪循環だ。また、投資信託を購入する個人投資家もまったく知識がないものだから、営業されるままに購入し、新しい投資信託が設定されると、次はそちらに乗り換えさせられる、というありさまで、いったい何で儲かってなにで損をしているのかわからないような状況になっていた。ようするに90年代の日本の投資信託は、運用、配当、報告、営業と、すべてにおいてまともな金融商品というには程遠いものだった。


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