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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第26回 長期投資家セミナーレポート その3:長期投資は複利をみかたに  
 
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 澤上氏はまた、個別株を時間リスク分散目的で買うのと、長期保有型の投信を毎月積み立てして複利の財産づくりをするのとでは意味がまったく違う、という。信頼できる長期保有型の投信を毎月一定額ずつ積み立てながら、余裕資金ができたらその都度、スポットで買っていくのが一番いいのではないだろうか、と氏は提案する。つまり、ここまでの話を整理すると、長期投資の意義は、資本家として良い企業を育て社会づくりに貢献するというところ、そして時間を味方につけることで複利効果が生まれ、資金を効率よく運用できるというところ、か。
  かつてアルベルト・アインシュタインが「人類史上最大の発見は何か」という質問に、「それは複利だ」と答えた、というのは有名な話。最近は毎月分配型の外債ファンドが大人気だ。毎月入る分配金が“お小遣い感覚”として受けているという。また、毎月お金が入ることで、運用されているという実感を得られ、安心できるというのも人気の理由らしい。純資産総額が1兆円を超えたというから驚きだ。きっと日本人の好みにあっていたのだろう。いくつかのファンドに投資をしている人が、そのうちのひとつとして保有するのだったら決して悪いファンドではない。しかし、長期での資産形成を考え、たくさんのファンドの中から唯一、毎月分配型を選んでいるのだったら、それは選択を間違えている。長期の資産形成には利息が利息を生む「複利」の力が不可欠だ。それを味方につけるかつけないかで結果に大きな差がついてしまう。とにかく、一定金額を使わずに貯めつづけるというのは長期投資の基本といえる。


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