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●「運用野郎」10人の一人目
前回のレポートの最後に予告させていただいたように、今週からは、長期投資セミナーで出会った十人の「運用野郎」を訪ねていく。「長期投資」「長期運用」というキーワードで、ひとつの舞台に集まったメンバーだが、同時代の国内外のマーケットに関わってきた、という共通項はあるものの、誰一人として同じ職歴の人はいない。独自の人生を生きてきたメンバーだ。その十人が、それぞれの経験を踏まえて、個人投資家の資産形成には長期投資がふさわしい、という答えに辿り着き、仲間として集結し活動を始めた。それがクラブ・インベストライフだ。そのセミナーに参加し、長期投資に対して熱く語る彼らの話に耳を傾けているうちに、ある疑問がうかんだ。
「なぜこの十人は“長期投資”に行き着いたのだろうか?」
その経緯がどうしても知りたくなった。
それが今回の取材の動機である。
まず第一歩として、インベストライフ代表の岡本和久氏を通じて、10人の運用野郎全員に、一人も欠けることなく話を聞きたい、とお願いをした。幸いにも岡本氏は快諾してくれた。忙しい方ばかりだが、その貴重な時間をさいてくれることになった。
インタビューの中では十人が十人、同じ考えを述べるポイントもあるだろうが、それぞれがまったく違った見解を披露することもあるだろう。正直な気持ちをいえば、私は後者に期待する。プロ中のプロの運用経験者が、いずれも長期投資だという共通の認識にたっているのに、そこにはまったく違う理解と認識があるとすれば、それはいったい何なのだろう。わくわくする。
それを明らかにすることで、多くの個人投資家の資産形成に役に立つ情報提供ができるものと信じて、この取材をスタートする。
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