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次に10年後、20年後、自分が考えている社会を思い描く。
「その世界で必要なモノかどうかは、その景色の中に入れて見るんです。違和感があればダメです。コピーを入れて見る。そうするとコピーは必要なくなるかもしれない。だとしたらキヤノンは買わない。内視鏡はどうか。しっくりきたならオリンパスは買ってもいい。ここは主観にならざるを得ない。しかし、多くの人は近い将来、社会がどうなりそうかは漠然と感じているはずです」
こんな質問をしてみた。
「真壁さんが亡くなった後に、ふたが開く箱があります。あと、30年先くらいでしょうか。そこに株式を入れておくことことにします。最愛の方に残すためです。なにを入れますか」
すると、少し戸惑いながら答えてくれた。
「私は学者だから、個別の銘柄はあまり言わないようにしていますが、そうですね、環境関連の株でしょうかね。原油の次は水だと感じています。水の淡水化、浄水などのプラントなど、水の技術は日本が優れていると思います。それを選びますね」
水がなければ人間は1週間も生きていかれない。いくらお金があってもだ。真壁氏の思い描く30年後の地球の環境は残念なことにあまり良い状態とはいえないようだ。環境破壊に歯止めが利かない世の中で、それに対抗する手段を提供する会社に注目したら良いだろう、ということだ。
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