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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

【質問はこちらまで】


  ■第28回 「運用野郎」の横顔:真壁昭夫 その2  
 
(8/11)

●モノは、やはりトヨタ車
 先ほどの質問の続きで今度は「日本経済を象徴するモノはなんですか」と質問をしてみた。その問いには「トヨタの車」と答えてくれた。
トヨタは世界最大の自動車メーカー。ダイハツ、日野を入れたらグループで生産台数トップだ。カンバン方式という独自の生産システムで、覇を唱えている。1兆5500億円という純利益をたたきだす、スーパー製造業だ。
「豊田市の工場に一度行くといいですよ。あれを見たらこの国はトヨタにおんぶに抱っこなんだな、と感じる。それほどのハードワークです」
 しかし、と続ける。
「トヨタとかキヤノンがいつまでもつか、です。自動車の扱う部品は5万点、これを組み立てることで完成する。でもこれは中規模の組み立て産業で、そんなに大きなものではない。コンピュータはもっと多くて8万点。実は自動車の製造というのは、労働集約性、地域集約性が低いのです。でも、自動車にしてもコピーにしても、日本の組み立て産業があとどれだけもつかという危機感があります。自動車製造の歴史を見てみると、車は欧州で生れ、アメリカに移って、日本に来て、次は中国という流れがもう見えてきた。だから、日本では、金融など他の産業がもっと強くならなくてはいけない」と厳しい表情で語る。


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