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●長期投資の孤独な旅の仲間同士
I-Oウェルス・アドバイザーズに移った雑誌、インベストライフは会員制の「クラブ・インベストライフ」として再生された。クラブインベストライフは、セミナー、会報誌インベストライフ、会員同士のコミュニケーションと大きく3つの事業で成り立っている。その中の1つ、会員間のコミュニケーションの場を作ることへの思いを聞いた。
「長期投資は個人投資家にとって孤独な長旅です。やっている途中で、短期で大儲けしている人の話を聞いたり、相場が暴落したりすると、心が揺れ動きますよね。でも、長期投資はそれをずっと耐え抜いて投資を続けていかなければいけないわけです。そういう時に、お互いを支え合えるようなコミュニティがあれば、心強いですよね。それを作りたいと思っているんです。」
長期投資について常にみんなが意見交換をしながら、励ましあって運営されている。セミナーにも何度か参加したが、参加者のどのような質問にも、編集委員のメンバー「運用野郎」たちは懇切丁寧に答える。インベストライフはそういう活動を地道に続けている。特筆すべきは、ここの会報誌には企業広告が一つもないことだ。完全に中立である。どんな企業の影響も受けない。これがインベストライフの立ち位置だ。
そしてさらに驚くのは、この会報誌には皆が実名で、自分の正しいと思うことを堂々と書いている点だろう。会社の肩書きやしがらみはまったく関係なく、個人としての見解を述べている。
実はそれって大変にすごいことだと思う。サラリーマンは企業活動の中で、その役職を通じてさまざまな知見を積み重ねていく。しかし、多くの場合、それは企業内、もっというとサラリーマン個人の脳みその中で眠ってしまい、それ以上価値が拡大することはない。しかし、この運用野郎10人はそれぞれの知見を惜しみなく個人投資家に開示している。これは間違いなく大変な社会貢献と言えるだろう。
次回は、なぜ個人投資家は長期投資なのか、銘柄を選んでいく視点のもち方など、岡本氏の考え方をじっくりと伺う。
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