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●アマゾン河を下る貨物船
それにしても、こんなアマゾンの奥地に工場があれば、部材を運び込むのも簡単ではない。
実際、マナウスへの交通は空路か水路しかない。
取材した、ある日本の大手エレクトロニクス企業の場合、例えば、シンガポールから部材を調達するとなると、マナウス工場に到着するまで最大55日はかかるという。シンガポールから日本を経由して太平洋を渡るのに26日。パナマ運河を通って大西洋に抜け、アマゾン河を河口から遡り、マナウスに到着するまで19日。通関に3日。そのようなルートで部材が工場に運ばれるまでにはなんと、50日以上もかかってしまうのだ。これではジャストインタイムを実現することはかなり難しいが、それでもマナウスでの製造を続けるのは、やはり税金の優遇が大きいからだ。
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