ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が150以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について





ちず丸へGO!






 

 




 
講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

【質問はこちらまで】


  ■第35回
東京ミッドタウン その1
 
 
(3/4)

 このように書くと高級店しかないのではと思われるかもしれない。たしかにハリー・ウィンストンのような超高級宝飾店、イタリアやフランスのブランド店、高級レストランが多く、全体的に価格が安いとは言いがたい。しかし、その一方で、無印良品や、ハヤシライス、ハンバーガーショップなど庶民的な店舗も入っていて、より幅広い生活スタイルに答えようとしているのがわかる。ドラッグストアやスーパーマーケットもある。コンセプトの中の「上質」という部分と「日常」という、聞きようによっては矛盾してしまう二つの要素を、いかにハイセンスな空間の中に違和感なく取り込むか、ディベロッパーが思案しただろう形跡が見られるのもここでは面白い。
「行ってみたけど、買えるものがない」
「行ってみたけど、食べるものがない」

 新しい商業施設にありがちな感想だが、東京ミッドタウンのガレリアは世代や性別を超えて訪れる人、誰もが楽しめるようにずいぶん工夫されている。
競合他施設として森ビルの六本木ヒルズがあるが、さまざまな部分でミッドタウンと違っている。六本木ヒルズは店舗のならび方が不規則でわかりにくい。これは、わざと客を迷わせて店舗を発見していく喜びを感じて欲しいというコンセプトであった。わかりやすい=あきられる、とならないようにと考え抜かれたものだ。しかし、実際ふたを開けてみると、どこになにがあるのかわからないというストレスのほうが大きかったようで、そのコンセプトを褒め称える声は聞いたことがない。六本木ヒルズはどこにも無駄な空間はなく、買い物をしていてちょっと休憩をする空間を探すのは困難だ。バブル絶頂の頃にはじまったプロジェクトのため、開発に大変なコストが掛かってしまったことが、ここの空間を少々息苦しいものにしているのかもしれない。有料でもいいと思って座る場所を求めるが、どこも行列になっていて余計に疲れてしまう。並ぶ店舗はそれぞれ高級感をだしているが、優雅な気持ちで買い物ができるかというと、必ずしもそうではない。



12345678

 

 

バックナンバーへ


 



掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2006 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.