ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が150以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について





ちず丸へGO!






 

 




 
講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

【質問はこちらまで】


  ■第39回
ロシア・サハリン2の真相 その2
 
 
(3/4)

 この件に関して三菱商事関係者は次のようにコメントした。
「たしかにロシアの言い分もあります。資源国には資源国の理屈というものがあります。過去に交わされた他国との資源開発契約において、自国にとって不利な条件を押し付けられたと気がついたとき、納得はいかないけれどしかたがないとあきらめる国と、おかしいものはおかしいと騒いで、その契約を覆そうとする国と2種類あります。ロシアは明らかに後者ということなんですね」
 最近国力を回復しつつあるプーチン・ロシアにおいては、本来の権利を取り返す、あるべき状態に戻すだけ、という当たり前のことをしているだけという考え方だ。そしてサハリン2の混乱は、ロシアが過半数を取得することで決着し、シェル、三井物産、三菱商事はそれぞれ保有していた権益の半分をロシア・ガスプロム社に譲渡することになった。株式譲渡額は総額74億5000万ドル(約8800億円)で、三井物産に18億6250万ドル(約2200億円)、三菱商事に14億9000万ドル(約1760億円)が支払われる。
サハリン2の経営主導権がガスプロムに正式に移行したことについて、三菱商事の佐々木幹夫会長は「予定通り立ち上げる態勢が整ったことは喜ばしい」と語り、三井物産も「ガスプロムの正式参入を歓迎する」とコメントを発表した。
 三菱商事の関係者は「三菱商事も三井物産もロシアに行ってプーチン大統領と話をしてきました。互いに納得している話で特に問題はありません。当社としては得もしないし損もしていません。出資比率が下がったので、今後の利益も予定より少なくなりますが、当然リスクも小さくなったということです」と冷静に語る。三井物産、三菱商事ともに株式譲渡によってロシアから得られる金額には納得しているとのことだ。サハリン開発はサハリン3、サハリン4と予定されているが、今後の開発の権利取得を見越しての譲歩なのか、という疑問に対しては「サハリン2のパートナーであるからということで、次のプロジェクトにうちが指名されるとは思えませんね、なにせああいう国ですからね」(三菱商事関係者)という答えが返ってきた。



1234567

 

 

バックナンバーへ


 



掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2006 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.