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現在54歳の村山氏は、大学卒業してから30年、金融業界一筋だ。経歴からもわかるように、そのキャリアは日本国内にかぎらず、文字通り国際金融のまっただなかで生きてきた人である。そんな村山氏が一番長く携わってきたのが債券営業だ。
債券市場は普通の人々には想像もつかない巨額のマネーが動くプロの世界。電話1本で数百億円が取引され、わずか数分の間に、数十億円単位の利益も出れば、損も出る。そんなダイナミックなマーケットに10年も身をおいてきた村山氏が、1口一万円の「ありがとうファンド」を販売するために日本中を行脚するという人生を自ら選択した。
180度違う生き方だ。
なぜ、村山氏は長期投資の道を選択したのだろうか。
そんな質問に村山氏は言葉を選びながら、丁寧に親切に答えてくれた。それを紹介していきたい。
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