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たしかに日本の製造業の工場にいくと必ずといっていいほど貼られているのが「5S」の巨大なポスター。「5S」とは整理・整頓・清掃・清潔・躾の5項目。それらを徹底することで生産性や品質が向上する。モノづくりに誇りをもっている日本のメーカーにとって、製造現場は神聖な場所。どこの工場にいっても清潔で秩序がある。高品質のモノができあがる現場とは、やはりきちんとしてたいしたものだ、といつも感心する。
「汚さない、汚しても掃除をする。散らかしても片付ける。こういうことを当たり前のようにやれる日本の文化は、ものすごくレベルが高いのです。社会として、民族として、信頼度が高い。それを積み上げてきて今の日本の経済がある。日本は資源もない、軍事力もない。この国がここまで栄え、豊かになったのは、みんなが一生懸命働いたからなのです」
日本経済の繁栄はモノ作り。それを支えているのが日本人の真面目さ几帳面さ。その根源にあるものが幼少からしつけられた整理整頓。それを象徴している風景が、近所のおばさんのお掃除、ということなのだ。
ありがとう投信でもその掃除風景を見ることができた。
「朝来たら、職場のテーブルを拭く。自分のところだけではなくて、周りもちゃんと綺麗にする。そういう姿勢は世界的に見ても、ものすごいユニークですし、誇りに思うところですね」
ありがとう投信はじつに温かみのあるオフィスだった。
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