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●ありがとうファンドを預貯金のかわりに
すべてを経験して、すべてを理解したことは自分にとって重要なことだったと語る村山氏。Win−Winがなかなか実現しない金融の世界だからこそ、村山氏はそうでない世界を実現したいと考えていた。
証券会社、運用会社に勤務し、債券、株、投資信託を扱った。マーケットの裏表すべてを見てきた村山氏が行き着いたところが、ありがとう投信だった。
じつはありがとう投信は税理士5人が出資して作った運用会社である。
「金融庁に認可申請に行ったとき、なんで税理士が投信会社をやるのかと言われました。たしかに畑違いだと思いますが、みんな真面目な気持ちでした」
設立発起人5名の税理士は、これからは運用が重要になってくると、十数年前から澤上氏ともに長期投資の勉強してきた。しかし、税理士5名では運用会社の経営はできない。そこで、運用と合わせて僕に代表をやってくれという依頼があったのです」
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