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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第41回
「運用野郎」の横顔:村山甲三郎 その2
 
 
(4/12)

 なぜ、村山氏はこの話に乗ることにしたのか。
「今、多くの人が生活に対して不安を感じています。将来、年金はもらえないかもしれないし、低金利で預金はまったく増えない。資産運用しようにもどのファンドを買っていいのかさっぱりわからない。このような多くの人が不安を抱えているのに、解消策がない。澤上さんはいち早くそんなニーズに応えたファンドを立ち上げたけれど、さわかみファンド以外の選択肢も作らなければいけない、そういう気持ちがあったのです」
 そうして、ありがとう投信 は誕生した。
 不安になって困っている人に「ありがとう」と言ってもらえるファンドをつくる。これがありがとう投信設立の趣旨だ。したがって運用方針は必然的に安全性を重視したものになった。
「目指すのは郵便貯金のような安心感があるファンド。預金、貯金しか経験がない人にとって、値段が上がったり下がったりするのでは不安になってしまう。それではだめです。ありがとうファンドの投資家には常に安心していてもらいたい。だから短期で凄い利回りを追求するのではなく、長期で安定的に資産が増えていく商品にしようと考えました」
運用は複数のファンドで資金を運用する「ファンド・オブ・ファンズ」で行うことに決まった。現在は4つのファンドで運用されている。
「評価の高い一流のファンドを組み入れる。現金運用の部分を活用して基準価額の変動を抑える。この会社がやろうとしている趣旨にぴったりきました」
 こうして、現在のありがとうファンドの形ができあがったのだ。

 

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