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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第42回
「運用野郎」の横顔:渋沢 健 その1
 
 
(4/7)

 しかし、いざ対談が始まってみると、予想外に盛り上がったという。
「あれは本当に楽しい対談でした。これまでの自分の対談歴でも1、2を争うほどでしたね。澤上さんは自分の運用方針を主張するどころか、終始『オレはオレの好きにやる。あんたも好きにやったら』という調子だったのです。本当に面白くって、同時に共感したんです」
渋沢氏はその時の新鮮な気持ちをこのように続ける。
「運用者であれば、運用方針に賛同してくれる人がたくさん来てくれれば、こんなに嬉しいことはない。でも、いつもそうとは限りません。ヘッジファンドは強気な人間が多く、方針に賛同しない投資家には容赦ない。べつに賛同してくれないなら結構です、と平気で客を突き放したりする。ヘッジファンドの世界ではそんな話は日常的に聞かれるのですが、澤上さんは有能なヘッジファンドのマネージャーとまったく同じことを言っていたのです」
個人投資家の資金をたくさん集めなくてはならない投資信託で、そんなことを言ってしまっていいのか、と渋澤氏は驚いたという。
「驚いたと同時に納得しました。たとえ公募のファンドであろうとも、運用者が自分は運用の職人なのだと信念とプライドを高く持っていれば、ヘッジファンドやバイアウトファンドと同じように投資先としての新しさや斬新さをもちうるのだと気が付いたのです」
 機関投資家の仕事が中心で、それまで個人とは接点がなかった渋澤氏が個人投資家に直接触れるきっかけがここから生まれた。
「個人投資家を相手の澤上さんの生き方が面白そうで、強く興味を惹かれました。その時、友人である平山賢一さんが先に編集委員を引き受けていた。それがきっかけとなって、一緒にやることになったのです」

 

 

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