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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第43回
「運用野郎」の横顔:渋澤 健 その2
 
 

(1/10)

●“たまたま”ウォール街へ
 渋澤氏は米国の大学院でMBAを取得し、卒業後はファースト・ボストン、JPモルガン、ゴールドマン・サックスと一流の証券会社で債券や株のディーリングを行う。その後、ヘッジファンド「ムーア・キャピタル・マネジメント」で運用に携わり、東京事務所の代表も任された。そして独立。2001年、シブサワ・アンド・カンパニーを立ち上げ、オフィスを東京・丸の内の真ん中に構えることになる。
絵にかいたような転職歴だ。
このキャリアはいったいどのようにして築かれていったのだろうか。渋沢氏に振り返っていただいた。
「これがたまたまなんです」
大学の専門はエンジニアリング。まさか自分がウォール街で働くことになるとは夢にも思っていなかったと言う。
 渋澤氏がMBAを取得した87年、日本はちょうどバブル景気が始まった頃で、東京マーケットは日を追うごとに上昇。ウォール街でも日本株の話題で持ちきりだったという。
「日本人でMBA持っている人であればぜひ来て下さいと、そんなムードだったのです。給料もかなり良かったし、ちょっと行ってみてもいいかな、という感じでした」
そこから、渋澤氏はインベストメントバンクを渡り歩くことなる。
もちろん米国のインベストメントバンクで仕事したという経歴自体はそんなに珍しいことではない。今回の連載で取材をしている「運用野郎」の多くは米国の金融機関になんらかの形で関わっている。

 

 

写真撮影:内田裕子

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