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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第43回
「運用野郎」の横顔:渋澤 健 その2
 
 
(5/10)

 渋澤氏は丁寧に教えてくれた。
「問題はリスク、です。高い利回りの代償として、どれだけリスクがあるか。それを個人レベルで理解するのは難しいと思います」
そのファンドが無価値になってしまったら、富裕層なら生活に困るということにはならないが、一般の個人投資家にとっては死活問題だ。富裕層の個人はアドバイザーをやとって見極めをしてもらえば良いが、一般の個人投資家は残念ながらそうはいかない。
 これは、株でも、ファンドでも同じだ。
本当に安心して投資できるものを見極めるのは難しい。あたりまえのことだが、やはりここに尽きてくる。そうなると、個人投資家はいくら高利回りでも、リスクの高低がよく分からないヘッジファンドなどは手をださないほうがいいのではないかと思ってしまう。
渋澤氏はどう考えるのか。
「そこを運用のプロに見極めてもらえばいいのです。ファンドオブファンズが良いでしょう。それだったら運用のプロが複数のヘッジファンドの中から良いものを見極めてくれます。一般の個人投資家がヘッジファンドに投資をしたいなら、ファンドオブファンズが一番良い方法だと思います」
 ここで、注意するポイントは手数料だと言う。
ファンドオブファンズは、組み入れられているファンドの数だけ信託報酬を支払っている。さらに、それをとりまとめる運用会社にも手数料を支払うことになる。それが投資家のコストになってくる。
 前回ご登場いただいた村山氏のありがとうファンドもファンドオブファンズだ。
村山氏はファンドオブファンズの手数料について、複数のファンドの知恵を活用できるし、リスクを分散することもできる。得られるものを考えれば、決して高いコストとは思えないと強調していた。


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