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では、相場を理屈で考えてしまう人と、そうでない人との差は、どのような時にでてくるものなにか、平山氏に聞いてみた。
「マーケットがなぎの時はたいした差はでません。みんな教科書通りにやっています。差が出てくるのはマーケットが大きく動いたときです。ここで決定的に違ってくるのです」
平山氏は続ける。
「マーケットが急騰、急落する場面はたいてい教科書とは違う状況になっています。その中で素早く対応できることが重要です。だいたいが逆張りなのですけど、ここ一番で、自分のポジションを大胆に張れるかどうか、その勇気があるかないかで勝負は決まってしまうのです」
大多数が売りにまわっていて、相場が大暴落しているときに、冷静に底値を見極めて、どかんと買いに回れるかどうか。これはじつは簡単ではない。それを絶妙なタイミングでできるのがセンス、ということなのだろう。
そういいながらも、マーケットには常に謙虚でなければいけない、と平山氏は付け加える。
「いつでもマーケットに向かう姿勢は謙虚でなければ失敗します。自分が正しくてマーケットが間違っている、と思った瞬間に、すでに自分はマーケットに乗れていないと思ったほうがいいのです」
相場に生きるということは、なんとまあ、多くのことを要求されるものか。
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