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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第44回
「運用野郎」の横顔:平山賢一 その1
 
 
(6/6)

●さわかみファンドは革命
「さわかみファンドはルネッサンスなんです」と平山氏。
「金融会社が売りたがるファンドしか存在していなかった日本において、個人投資家が買いたいファンドをつくった。しかも直販で。あそこまで徹底したモデルというのはアメリカにも、ヨーロッパにもない。日本において初めて起こったんです。さわかみファンドは世界的な革命なんです」
 平山氏は説明してくれた。
さわかみファンドが100%個人投資家のためにつくられた、誠実なファンドであるということは感じていた。しかし、あの草の根ファンドがファンド界の革命だとは気がつかなかった。そんなに凄いファンドなのか。
「あれはすごいですよ。似たようなことをやっている米国の投信会社はありますけど、直販だけというのはない。澤上さんのように、ピュアな気持ちで一から立ち上げて、成功した事例というのはどこにもないんですよ。だから凄いんです」
澤上氏はルネサンスの旗手、というわけだ。
「ルネッサンスっていうのは、もともと人間の持っているピュアな人間性を復興していこうというムーブメント。澤上さんは本来あるべき金融商品の姿を打ち出したわけです」
 澤上氏の活動を見つめてきた平山氏は長期投資のファンドの可能性を強く感じていた。運用者として自分も何かやりたい。そう思いながら、手探りを続けてきた。
 平山氏は最近読んだ本の中に、「ルネッサンスのあとにはバロックが来た」というくだりを読み、はっと、自分のやるべき運用が見えてきたいう。
「バロックとはルネッサンス様式から、もう一歩進んでおこった様式で、僕は融合と捉えています。澤上さんの横で話を聞くこと5年間。そろそろ、自分で実行に移すときが来たかな、と感じています。僕がさわかみファンドと同じことをやっても面白くない。自分がやりたいのは、ちょっと偉そうですが、さわかみファンドがやれない部分をおぎなうようなファンドです」
 平山氏が目指すのは、さわかみファンドの次のフェーズのファンドをつくれたら、という。それはいったいどのようなファンドなのか。次回へ続く。

 

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