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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第45回
「運用野郎」の横顔:平山賢一 その2
 
 

(1/10)

●日本の金融機関は本当にダメなのか
 これまでご登場いただいた運用野郎の多くは、日本の金融機関に対して、大変厳しい意見を持っていた。
「機関投資家は手かせ足かせで行動が限られてしまっている」
「日本の金融はお客様のためという意識が一番遅れている業界」
 たしかに、日本の金融界は今も昔も自己都合。金利や手数料欲しさに、貸したり引き上げたり、買わせたり売らせたり。顧客のニーズなど無視だ。そのくせ問題が起きれば利用者に責任を押し付けて「自己責任です」と、突き放す。
本当の意味で、金融機関が利用者の視点に立ったサービスを提供したことがあるのかと考えてみると、なかなか思い当たらない。
そういった目で日本の産業を見渡してみると、金融界だけが革新という言葉とは無縁のようにも見える。
平山氏は、現在、機関投資家として仕事をしている。
このような金融機関に向けられるネガティブな意見に対して、反論はないかと聞いてみた。
「金融機関に勤めている人たちにはまったく罪はありません」
平山氏はすぱっと言い切る。そして、即座にこう続けた。
「問題があるとすれば画一的なビジネス戦略だと思います。90年までずっと右肩上がりの中で右にならえのやり方でも、それなりの利益を出すことはできました。今でも、特定の金融商品を右にならえで販売しているケースが多いのではないでしょうか」

 

写真撮影:内田裕子

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