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「これからは時間はかかるかもしれないけれど、上場企業の四半期や単年度決算の業績に反映されない子会社などの潜在能力を評価すべきなのです。上場会社の子会社には、もの凄い技術を持っている会社がいくつもあります。でも、今は開発の段階で、技術が花開くのは10年後。そのような会社が将来もたらすであろう利益は、現段階では評価されていないのです。これからはここを評価していきたいと思っています」
将来花開くであろう技術を評価し、その事業に長い時間軸をもって投資をしていく。
これこそが、平山氏の語った「時間の差」への投資であり、第二フェーズの長期投資だという。そして、これを個人投資家に提供していきたいと考えているのだ。
「このように、時間をかけて付加価値を得るという方向に、ヘッジファンドやプライベートエクイティファンドなどの最先端の目は向かっています。自分もそれを個人投資家のための投信でやりたいのです」
じっくりと時間を掛けて、事業に投資をし、育てた上で、リターンを得る。まさに地に足の着いた長期投資に思える。
しかし、そのような上場子会社の技術を評価していくのは、簡単なことではない。どうやって見極めていくのか。
「これは理屈で追えない世界ですね。その企業に流れているDNAや、経営者がどんな戦略を持ってその技術を活用しようとしているかを見ていきます。わたしたちはこれを戦略度格付けと呼んでいます。企業DNAと戦略度、このふたつの観点から評価していくわけです」
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