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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第47回
ポイントカード狂騒曲 その2
 
 

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●狙いは「精度の高い情報」目的はマーケティング
「ポイントカードが一枚だったらいいのに」
膨らむお財布を見て、多くの人がそれを願う。その願いをTカードはかなえようとしている。
TカードのTポイントアライアンスに参加している企業は現在36社。今後の目標は異業種ばかりを100社集めるということだ。そうなると、従来ならば100枚持たなければならなかったポイントカードが、たった1枚で済んでしまうということになる。これは消費者にとってはありがたいことだ。
 しかし、そこで疑問に思う点がある。
提携企業を増やすことで、Tカードの知名度やバリューが上がるのは分かる。TカードでTポイントが価値を持ってくると、いままでレンタルDVDなど借りた事がない人も、TSUTAYAのショップにいって会員になってみようか思うかもしれない。
しかし、提携企業にはどのようなメリットがあるのか。また、なぜ、数あるポイントプログラムの中で、TカードのTポイントを選んだのか。
 レストランの「ガスト」でマーケティングを担当する方に話を聞いたところ、Tポイントのアライアンスに参加を決めたのは、Tカードが持つ情報の精度の高さに魅力を感じたからだという。
 精度の高い情報とはいったいなにか。
 TSUTAYAはレンタルショップなので、貸したものを確実に回収しなければならない。そのため、会員証を発行する際に、身分証明書の提示が条件になっているのだ。免許証や保険証、パスポートなどだ。そこで会員の住所や年齢など、本人を目の前にして、確かな情報を手に入れることができるのだ。しかも、TSUTAYAの会員は有効期限が1年。更新手続きをしなければ、会員資格はなくなる。したがって、常に新鮮な情報がTカードのデータベースに蓄積されていく仕組みなのだ。

 

写真撮影:内田裕子

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