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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第47回
ポイントカード狂騒曲 その2
 
 
(4/6)

 じつによくできたビジネスモデルだ。
 ポイントをつけるという行為によって、Aさんの消費活動を吸い上げ、データベースに蓄積していく。それをもとにして、マーケティングデータを作成し、提携企業に提供するのだ。
 Tポイントアライアンスに参加している企業の真の目的は、この精度の高い個人情報をベースとした、マーケティングデータにあったのだ。
 今、企業は、正確で新しいマーケティング情報をのどから手が出るほど欲しがっている。
成熟社会の日本では、顧客の要求は日々厳しくなり、多様化している。そういた顧客ニーズにタイムリーに応えられた企業だけが今後は生き残っていけるのだ。
だから企業は必死だ。
 このTカードの成功の裏側には、企業が過去に行なってきたマーケティングが、いかに不完全な情報をベースに、議論されてきたのかということにあるのだろう。また、お金をかけたわりには、成果が見えにくかった、という物足りなさもあったのだろうと推察される。
そうした企業のニーズに応え、業績を伸ばしているのが、Tカード&マーケティングというわけだ。

 

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