(4/6)
じつによくできたビジネスモデルだ。
ポイントをつけるという行為によって、Aさんの消費活動を吸い上げ、データベースに蓄積していく。それをもとにして、マーケティングデータを作成し、提携企業に提供するのだ。
Tポイントアライアンスに参加している企業の真の目的は、この精度の高い個人情報をベースとした、マーケティングデータにあったのだ。
今、企業は、正確で新しいマーケティング情報をのどから手が出るほど欲しがっている。
成熟社会の日本では、顧客の要求は日々厳しくなり、多様化している。そういた顧客ニーズにタイムリーに応えられた企業だけが今後は生き残っていけるのだ。
だから企業は必死だ。
このTカードの成功の裏側には、企業が過去に行なってきたマーケティングが、いかに不完全な情報をベースに、議論されてきたのかということにあるのだろう。また、お金をかけたわりには、成果が見えにくかった、という物足りなさもあったのだろうと推察される。
そうした企業のニーズに応え、業績を伸ばしているのが、Tカード&マーケティングというわけだ。
1・2・3・4・5・6/7・8・9・10・11・12
バックナンバーへ
|