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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第47回
ポイントカード狂騒曲 その2
 
 
(5/6)

●さらに細かいマーケティングが可能になる
 提携企業のガストで、Tカードからもらいデータを、どのように利用しているのか聞くことができた。
「これまでガストでも、顧客の性別や大まかな年代まではレジで把握することができましたが、正確な年齢や、居住エリアまでは分かりませんでした。それが、Tポイントのアライアンスに参加して、どのあたりに住んでいる人が多く来ているのか、分かるようになってきました」
こうしたエリアマーケティングが、この提携によって可能になったという。
「Tカードの情報を地図に落とし込み、チラシをどのあたりにどのくらい撒けばいいのか戦略を立てることができるようになりました。来店が少ない地域には集中して撒いたり、思ったより遠くの人が来店していたことが分かったり、効率のよい販促活動ができるようになっていると思います」(ガスト マーケティング担当者)
 それでも、まだまだ課題があるという。
 精度の高い情報を手に入れても、それを商品に反映できなければ、真のマーケティングとはいえない。
「それが課題ですね。Tカードのデータを社内でどう分析し、商品に反映させていくのか、そういう仕組みを社内につくらないと、結局は宝の持ち腐れになってしまいます」(ガスト マーケティング担当者)
 Tカードも、ただ企業に言われた通りに情報を出すだけでなく、マーケティングのアドバイスまで出来るようになっていくことも今後、必要になってくるだろう。そういうサポートができなければ、「効果がない」として、100社に到達する前に、アライアンスから離れていっていってしまう企業も出てきてしまうだろう。

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