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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第48回
「運用野郎」の横顔:速水 禎  その1
 
 
(6/10)

●なぜ、インベストライフに参加したのか
 速水氏がインベストライフに参加したのは、どのような経緯があったのだろうか。
「インベストライフへ誘われたのは、突然でした」と速水氏は笑う。
2002年11月に、以前から知り合いであった澤上氏から電話があり、長期投資仲間の会合があるから来ないかと誘われたという。
「いつですかと聞いたら、明日だよ、と」
声を掛けられ、あわてて参加したインベストライフの決起集会で、速水氏も編集委員のひとりとして原稿を書くことが決まったのだ。
こうしてインベストライフは澤上氏を中心に5名の編集委員でスタートした。
 その頃の様子を速水氏に振り返ってもらったが、当初のインベストライフ誌は現在のものとは少し様子が違っていたらしい。
「最初、編集委員たちは、自分のプロフェッショナルの分野を期待されていると思って、一生懸命、教えようという感じでした。ファイナンス理論とか、株と債券の関係とか。知識を教えるという、難しい内容の原稿が多かったですね」
 そのような中、速水氏は個人投資家のニーズはそれとは少し違うところにあるのではないかと、ずっと感じていたと言う。
「個人投資家が知りたがっているのは、そういう教科書的なことではなく、もっと生活に根ざしたものではないかと感じていました。例えば、暴落時はどういう心持ちでいたらよいのかとか、塩漬けになってしまった株はどうしたらいいのかとか、そういうアドバイスのほうが絶対に役に立つはずだと、思っていました」
速水氏は証券会社で個人投資家に営業をして、接していた経験がある。他の編集委員よりも個人投資家の心境をより深く理解していたのだろう。
「もっと明るい話、将来はもっと良くなるよという話が必要だと思いました。2003年当時は株価も低迷していて、世の中は暗い話ばかりでした。インベストライフのセミナーで集まる投資家も、そういう話を求めていたと思います」
そのように自然と軌道修正されながら、インベストライフ誌は、速水氏の考えていたような内容に少しずつ変化し、現在のかたちになっていった。
「投資、というより、哲学とか生き方などを、みんなが書くようになりました」
 こうしてインベストライフの方向性は収斂されていったのだ。

 

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